厚生委員会の行政報告について(1)

定例会(開会)中だけでなく、定例会「閉会」中も、委員会は開かれ、行政報告があります。

賛否などがない行政報告へも、質疑の時間があります。

事前(といっても委員会の2日前等、結構直前…)に資料が配布されますので、資料を読み込み、質問の内容を精査する等、準備をして臨んでいます。

11/8に厚生委員会が開かれましたので、行政報告の資料とともに内容をご紹介します。

すくすくひろばで行っている業務のうち、虐待等に関する業務について、新たに教育センター内に開設する窓口(りぼん)で行うというもの です。


場所の移転による効果については、行政報告の資料の中でも触れられていましたが、

私も、今回の移転は、

駐車場があることや、支援が必要な場合にすぐにつなぎやすい点は利便性につながりますし、

ひろば事業などとの場所の分離による相談者の心理的ハードルを下げる点は効果があると期待しています。


ただ、1点お願いしたかったのは、委員会内でも意見として発言しましたが、「周知をしっかり」ということです。

出来事と場所の記憶は、セットで人の脳裏に残っていて、

自分が市役所で働いていた時の経験からですが、

「以前、ここで手続きしたからここに来たけど、やってない。どこで手続きするの?」と困っている方が多いのです。

市役所内でしたら、「以前はここでしたが今はここですよ」とご案内することができますが、

場所が移転となると、「せっかく行ったのに別の場所だった・・・😢」ということになりかねません。

継続して相談にいらっしゃる方も多くいらっしゃる中で、かなり入念に周知する必要があると感じました。


また、児童虐待に関する相談事業は移転しますが、のびのびひろばでの育児相談事業は継続します。育児相談にふらりといらして、相談内容を聞いているうちに、支援が必要だとわかるケースもあると思いますので、のびのびひろばに残す相談窓口からの連携を、今後も続けていただきたいとお願いしました。

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