9月定例会の日程は、決算特別委員会まで進んでいます。
決算特別委員会のネット中継の傍聴や、決算関連の資料に目を通しながら係数などを確認する作業を進めていますが、2020年がだいぶ前のことにも感じることが…。
9月が終われば、2021年もあと3か月。子どもの学年があがっていくのも早く感じる今日この頃です。
さて、令和2年度の決算に関する係数(子育て関連中心です)などをご紹介します。
少しでも、2020年度ってこんな感じだったのか、と感じていただければ幸いです。
ブログについて、難しい話が多いね、という感想をいただいたこともあり、
今回はなるべく、硬くならないことや、緩急つけながら…ということをいつも以上に気を付けたいと思います…!
2020年度って、どんな年だった?
◆1人10万円の給付
国の事業を三鷹市が事務をしています。事業規模が約190億円ということで、2020年度の歳入/歳出を大幅に押し上げました。
年度初めのあの頃、本当にいろいろ混乱していたなぁ…という感じがしています…。
◆ゆりかごプラス 宿泊型(ステイ・ナイト)が始まった
コロナ禍で2020年7月開設予定が延期となり、10月から始まっています。
必要な方への利用がつながってほしい事業です。
ゆりかごプラスについて➡https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/086/086233.html (三鷹市HP)
ただでさえ大変ですが、コロナ禍でさらに辛くなりがちな状況ですので、この時期にゆりかごプラスが拡充されていて、本当によかった…!!と思っています。(一般質問でとりあげたときのブログ→https://chihironarita1904.amebaownd.com/posts/6836723 )
産後の相談事業で、相談する中で、ゆりかごプラスの利用につながる方もいらっしゃるようです。
◆ゆりかご面接 面接受けると「子育て応援ギフト券」を追加配布
実績としても、対象人数の差異もあるものの、人数がのびています。
ゆりかご面接では、子育てガイドなども配布されるため、市の子育てサービスや情報が得られます。お仕事のお休みがとれなかったり、体がきつかったりする場合もあると思いますが、そのような場合はぜひ電話で相談してみてください。三鷹市の健康推進課には保健師の職員さんがいますので、様々なご相談にのってもらえます。
◆ふたご家庭支援が始まった
三鷹市に住む多胎児を育てるママさんパパさんへアンケートで生の声をうかがったこともあり、ふたご家庭支援関係の事業の実績に注目しています。(一般質問で取り上げたときのブログ→https://chihironarita1904.amebaownd.com/posts/7828309 )
ふたご家庭サポーター事業について➡https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/091/091202.html (三鷹市HP)
500円/1Hで使えるこの事業。↑リンク内の説明にもある通り、保育園などの送迎にも使えます。
ふたごの親の交流会(➡https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/090/090967.html 三鷹市HP 妊婦さんも参加◎)もあり、そのような機会で情報共有がされると思っていますが、
お子さんが保育園に入ると、日程的にも参加できないご家庭もあり、このようなサービスの情報が、果たして対象のご家庭に届いているのか…すごく気になります…
多胎児の特に乳幼児期の子育ては、保育園送迎に限らず、保護者だけでは大変という場面も多いと思いますので、頼れる選択肢となっているといいな…と思っています。
多胎児家庭へのタクシー利用に使える制度もあります。↓
贈呈数57件という実績は対象のご家庭にほぼ行き渡っているのでは?と思いますが、転入されたご家庭は、情報を得にくいという課題もあると思っています。
◆学童保育所 2021年度の待機児童対策に向け、コロナ禍でも定員拡充
年度当初は登所自粛要請もあったことなどから、通常は次年度の申請の際に考慮する出席率を、2021年度の選考にあたっては考慮しないという方針も出していました。
◆長期の臨時休校中(4月~5月)、昼食を提供する事業を実施
まだ新型コロナの全貌がよくわかっていない中、国の方針として、臨時休校とはなりましたが三鷹市はできることを、ということで、学校の校庭解放(一部報道でも取り上げられたのを記憶しています。)だけでなく、昼食を希望する子どもに提供するという事業を行っていました。
自粛警察という言葉もできたあのぴりぴりしたあの時期に、「感染したらどうするんだ…!」という話もあったと思いますので、必要な事業だから、といっても、実際に昼食提供をするという決断は大きなものだったのではないかと思っています。また、数字を見て、あらためて、実施されてよかったなというのと、無事に終わってよかったな…と思っています。
また、係数にはありませんが、6月からの分散登校などの対応ありました。イレギュラー対応が多い1学期だったと記憶しています。
◆学習用タブレット(iPad)が配布された
市立学校の児童生徒1人1台のタブレットが配布されました。
子どもがタブレットを使う姿を間近で見ている保護者の1人として、教育の形がどんどん変わっていくなぁと思うと同時に、今後も大きく変わっていくのだろうと感じています。
◆学校の体育館にエアコン設備 着々と進んでいます
◆電子書籍の貸出サービスを導入
年度最後のほうではありますが、2021年3月から電子書籍貸出サービスが導入されています。
令和3年3月下旬頃から導入ということなので、電子書籍の貸出実績などは2021年度にということになります。
◆成人式の中止、かわりに、ジブリ美術館へご招待
従来の会場型と、ジブリ美術館のチケットを対象者全員に、ということのどっちがよいか、話は議論としてあると思いますが、この事業については、対象者のうち、どのくらいの方が実際にジブリ美術館に行ったのかなどの分析も含めて、今後の在り方を検討してもよいと思っています。
そのほか、様々な係数をみていくと、例えば、
ステイホームで家庭ごみ、粗大ごみの排出量が増えた(➡ステイホームの影響)
トワイライト利用、ファミリーサポート利用、病児保育利用が減った (➡テレワークの普及も要因)
など、2020年度の特徴、傾向が見えてきます。
また、社会情勢の変化が係数に反映されていると感じることもあります。
例えば、予防接種の中でも、子宮頸がんワクチンの接種数が増えています。
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/075/075230.html (三鷹市HP)
↑三鷹市は積極的な接種推奨を行わないということですが対象の年齢では公費で接種できるということから、今後の対象者への情報提供の形は、国の動きに連動することになるかと思います。
決算議案について、決算特別委員会の委員がいない会派である私は、採決前に議場で討論することができますが、どのような視点で討論するか(そもそも討論をするのか)についてはもう少し考えていきます。
また、もはや恒例(?!)になっているともいえますが、最終日に追加での補正予算議案が提出される話も…
(→三鷹市緊急対応方針【第9弾】(https://www.city.mitaka.lg.jp/c_press/093/093401.html 三鷹市HP )もだされており、それに連動する形での補正予算です。)
悔いの残らぬよう、定例会の最後まで、がんばりたいと思います…。
気温は高いですが、風が涼しく感じます。秋の気配…🍂
引き続きお体に気を付けてお過ごしくださいね!
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