予算について、市議会議員は何ができるのか(ご紹介)

暑い日もありますが、朝晩は涼しくなり、秋らしくなってきましたね。

過ごしやすくはなりましたが、季節の変わり目で、寒暖の差が激しさから体調を崩したり、

また台風が来る時期で咳が出始める方もいらっしゃると思います。

どうぞお体に気を付けてお過ごしさい。


今日は、予算に関する話題です。



地方議会は、二元代表制です。

市長が執行機関、市議会は議決機関 で役割が異なります。

(↑国政(議院内閣制)との違いです。)


執行機関である市長(市役所)が、予算を編成し、市議会の議決を経た上で、執行します。

↓ 

市議会は、予算の中身について、何も絡むことはできないの?

会派ごとの「予算要望」ができます!


市議会議員は、市民に選挙で選ばれているという点も配慮されて、

議決機関である市議会も、執行機関の予算編成に間接的に関われる機会が設けられています。


会派ごとに「○○をしてください」という要望や意見をまとめた予算要望書を、執行機関である市長側に提出することで

来年度の予算編成の際に、要望や意見が反映されるようなしくみ と言えます。

例年、10月中旬が提出締切のようです。


実際、要望がどの程度反映されるのかは別として、

その会派の考え(どのような意見を持っているのか、今後どのような主張をしていくのか等)が、市長側に伝わる機会だと、私はとらえています。




市議会で会派ごとの予算要望ができることから、

会派に対して、団体による会合が開かれたり、要望書が送付されたりします。



ちなみに・・・

市役所では、予算編成の作業が、すでに始まっています。

財政課が、それぞれの課の予算案(来年度はこれだけ使いたいですという要望)を取りまとめつつ、

ここに、市議会の会派ごとの要望や意見も加味して、

来年の3月定例会の、予算の議案の提出に間に合うように、予算案を練り上げます。

大変な作業です…


(羽村市のHPに予算のできるまでのスケジュールを紹介しているページがあったのでご参考まで…↓↓

http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000002231.html )

子育て女性の声を 市政へ

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