5月12日、水防訓練を見学させていただきました。
三鷹市の防災課から市議会議員全員にご案内がありました。参加するかどうかは、各議員の判断です。
このように市議会議員としてご案内を受けて参加する場合は、三鷹市議会議員として受付をし、来賓の紹介のときに、名前を呼ばれます。
また、一般の市民として参加するという選択肢のある行事、イベントもあります。
今ぱっと思いつくものとしては、例えば、小中学校の運動会。
ご案内(予定表)はいただいています…
ですので、私は、どの行事やイベントにどう参加していくのか、これから考えていくことになります。
〇今回の水防訓練のご紹介
三鷹消防署、三鷹市役所職員、三鷹消防団等の演習訓練と、市民が体験できる訓練をぎゅっとコンパクトに行うもの。(2時間 訓練人数は約300人)
ゲリラ豪雨や台風など、都市型の水害に対する訓練、体験でした。
マンホールの蓋が上に吹き飛ぶことを避ける工法や、浸水した家の水をポンプで排水する活動等を見学しました。
土のう作りを体験しました。土のうは、土を頑丈な袋に入れて作ります。積み上げたり並べたりして水の侵入を防いだり、水の流れを変えたりできますが、数個では意味がなく、何百個と必要です。ゲリラ豪雨というよりは、台風など比較的予想できるものについての対策であると認識しました。
💡豆知識(私の「これは!」と思った基準で、皆様に情報のご提供致します)
・三鷹市の新人職員は、今回の水防訓練や、消防訓練などの参加が、カリキュラムの一環となっています。
・三鷹消防署は、東京消防庁に三鷹市が委託しているという関係です。消防のプロフェッショナルです。
話はそれますが、最後に講評をいただいた東京消防庁署長は女性でした(これは、少しうれしい驚きでした)。東京消防庁には女性職員も多いそうです。
・三鷹市消防団について 団員は、三鷹市で登録・管理をしていて、約200人。普段はそれぞれの仕事をしている地域の方。三鷹市内に10個の分団(地域で分けています)があり、各分団で訓練や、消防活動に必要な知識と経験を身に着け、いざという時に備えています。
第〇(数字)分団と書かれた建物内には、市から貸し出している消防車も駐車しています。ご興味ありましたら街でご自身の地域の消防団の建物を見つけてみてくださいね。
今現在は団員に女性はいないとのことですが、地域の女性が消防活動に実際に参加できるのだろうかということは確かにかなりハードルが高いかな…とも思いました。
入団等については、市役所の防災課が問合せ窓口です。
〇感じたこと
消防署長の講評でもいただいたように、「想定外を減らしていく」ことが大事だということを改めて感じました。
災害は必ず起きます。そしていつ起きるかほぼ予想できません。
災害時にどうしても困ったときの「公助」、ですが、自分で何とかできそうだという時の「自助」も大事であると感じました。
自助については、事前の知識があれば、カバーできることも多いと感じます。今回、ビニール袋で水のう(土のうではなく)が作れることを学びましたが、生活の身近なもので水が防げるということを知っているだけで、慌てずに対応できるかもしれません。
よく言われることですが、防災の意識は災害が起きると高まりますが、その後は徐々に薄れていってしまいます。それは仕方ないことです。ではどうすれば? そこを考えていくこともこれから必要なことだと思っています。
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