今回の挑戦を振り返って

知らなかったからできた選挙でした

選挙運動期間中、何度も、「一人でやっているの?!」と声をかけられました。

ポスター貼りや選挙ビラの証紙貼りなどは、お手伝いいただきましたが、

外での活動を一人でやっている人はいないということに、立候補してから気づくという・・・


選挙は、昔からしている戦い方がたくさんあります。(選挙カーや個別訪問、2連ポスター、電話かけなど)

それが今に合っているのか、私は疑問でした。

ですから、やることはやる、やらないことはやらない、と最初から決めて、臨みました。

候補者は、常に不安の中にいます。その中で、これまで常識とされてきた方法を使わないという選択を、なかなかできません。

党に所属していたり議員秘書の経験があったり、選挙のやり方を知っている人なら、私のような選挙の仕方はしないと思います。(おすすめもしませんが…)


また、国政選挙や都議選では通用しなくても、市議会議員選挙では、もしかしたら自分の戦い方はありなのではないか。

皆様が答えを出してくださったと感じています。


身近な市政について

今回、私は、

特定の候補者を応援しているわけではない方、

政治にすごく興味があるわけではない方を、選挙に引っ張り込むのが、自分の一つの役目であると思っていました。

市政を身近に感じてほしい。

でも、この言葉をダイレクトに言うのは、上から目線であると考えています。

市議会議員に身近な存在がいれば、自然と身近に感じるのではないか?

これまでいなかった普通の一般女性が立候補するということで興味をもってもらえれば

そういう気持ちがあり、選挙運動期間中はそのような演説もさせていただきました。

これからも、市政を身近に感じていただけるような活動をしていきます。


駅に立つことについて

私は、駅に3ヵ月間立ちました。

知名度がないから、ということはもちろん大きな理由ですが、

自分でここまでしつこくこだわって立ち続けたのは、当落に関わらず、

子育て中の女性でも工夫すれば働けること、

しっかり働きますという姿勢を認めていただきたかった

という気持ちがありました。

子育て世代、特に子育て女性は、時短制度や子どもの病気や都合などで、どうしても休んだり、自分の思うように働けず、引け目を感じている方も多い現状です。と同時に、そんな現状でも、しっかり働きたい、と思っている方も多くいます。

私も、そう思っている一人です。

子育てがマイナスにならない、という見方を社会全体により作っていきたいです。

そして、これから、三鷹市議会に、子育て女性の当事者が存在することで、

子育て世代を支える風潮を作り、

これから子育てをする世代、そして子どもたちのために、

子育てにやさしい街を作ることに貢献したいと強く思っています。


子育て女性の声を 市政へ

三鷹市議会議員 成田ちひろの公式HP・ブログ