子育てが始まってから、子どもたちにつないでいく未来を、よりよいものにしたいという意識が生まれました。
少子超高齢社会、人口減少社会など、様々な社会問題が叫ばれる中、50年後は私たちと子どもたちの現実です。
50年後も生きている世代として、政治にも自ら関わり、自分たちが納得できる未来を迎えたいという気持ちがあります。
今の市議会の議員構成は、30代、40代の女性がいない。
世代間の声の格差が少なからず存在するという状況から、市政の決定の場に、私たち世代の声、子育て当事者の声(選挙権のない子どもたちの声までも)を届ける存在が必要だと感じています。
例えば、待機児童はカウントされて数字ででるため、どの議員さんも「待機児童の解消」ということを政策にかがげます。しかし、認可保育園を作るためには子育て関連のたくさんの財源を使います。
また、保育園の問題は自治体の環境や地域性も大きく影響してきます。少子化も進み子どもの絶対数が減ることを考えれば、三鷹市の子育て環境全体をよくするために、待機児童の解消だけに偏らない政策、幼稚園、認証保育園等も含め、三鷹市に住む子育て家庭の実情を加味して考えていく必要があると思います。
子どもたちが幼稚園・認証保育園・認可保育園に通う親としての経験や、市役所のいろいろなデータに触れ、よりよい子育て環境を未来につなぎたいという思いからこのように考えています。このようなリアルな声は、当事者でなければ議会にあげることがなかなか難しいことだと思います。
また、よりよい政策、チェックの目線を偏りなく入れるためにも、様々な世代、性別で構成される議会を目指すべきだと考えます。
もう一つ、私には言いたいことがあります。
ここ数年、社会では、経済でも政治でも、「女性活躍」という言葉が頻繁に使われています。
私はこの言葉の組み合わせが好きではありません。
今は過渡期なのかもしれませんが、
女性が特別に活躍しなくていい、普通に社会に女性が存在することが当たり前な未来を目指します。
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