暖かい冬、というタイトルで以前ブログを書きましたが、この冬の寒さは本当に身に沁みます…(私が外にいる時間が長いからかもしれませんが…)
私にとって、生活の必需品であり相棒である、自転車も、この冬の寒さで一気に疲れが出たようです…
なんと、鍵が折れました。
先端は、自転車の鍵の差込口にはまったままなので、ロックがかかってしまったという事態です。
平日の夕方、暗くなり始めた頃、子どもをお迎えに行った保育園の駐輪場での出来事でした。(プチパニックになっている様子はご想像にお任せします…)
結局、その日は諦め、次の日に修理することにしました。
次の日に、子どもたちの送りや朝の活動をなんとか終え、さて、自転車の修理を!と、自転車屋さんまで運ぶ作業に入りました。
しかし…甘かったです。電動ではないので重さは軽いはずなのですが、やはり、とてもしんどい作業でした。
歩いている方々から声をかけられたりして励まされ、なんとか半分くらい進んで、休んでいると、
道を歩いていらしたご夫婦が、「運ぶ作業を手伝うよ」と言ってくださいました。
相当困っている様子に見えたのでしょうが、それでも、見ず知らずの私に声をかけていただき、さらにお手伝いをしてくださるというのは、驚き、感激、申し訳なさ、恐れ多い気持ち、いろいろな感情が一気に生まれました。
「お気持ちだけいただきます、ありがとうございます」と言ったのですが、
ご夫婦は「いや、三人で運べばすぐだし、私たちには時間があるから大丈夫。」と、本当に温かすぎる言葉をいただき、そのお言葉に甘えることにしました。
無事、自転車屋さんに到着し、
「お礼がしたいです、せめてお名前だけでも」と言った私に、
「よかったね、お迎えは自転車使えるね」とにこやかに去っていったご夫婦。
こんないい話が、実際にあるのか!!
自転車の鍵が折れて困ったという話は、心温まる出来事として、私の頭に記憶されました。
私は、そのご夫婦にはお返しはできないのかもしれませんが、
困っている別の方に出会ったら自分のできることをすることで、お返しとしようと思っています。
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