2023.9 特別委員会 ~天文台周辺まちづくり・基本的な考え方で新たな内容 2つの小学校移転/義務教育学校など

三鷹市議会には、3つの常設の特別委員会がありますが、

今回は、調布飛行場安全利用及び国立天文台周辺地域まちづくり 特別委員会の中の

国立天文台周辺地域まちづくりに関する行政報告について、ご紹介したいと思います。


資料をご紹介する前に。

(配布資料をご覧になりたい方は下へスクロールしてください)



►前回6月の報告から更新された主な点(3つ)

(前回の報告➡過去のブログでも資料をご紹介していますのでご参考まで)


💡土地利用基本構想の策定のスケジュールが更新された

6月の資料では、令和5年12月以降に土地利用基本構想を策定する というスケジュールが示されていました。

今回は

令和5年9月 土地利用基本構想策定に向けた基本的な考え方(案)の公表

令和5年12月 土地利用基本構想(案)の公表

令和6年2月以降 土地利用基本構想の策定

と示されました。



💡構想策定に向けた「基本的な考え方」が示された

三鷹市では、大きなプロジェクトの場合、 基本構想→具体的な計画 という流れで進めていくことがこれまでもありました。また、基本構想の前に考え方の方向性を示す、基本的な考え方 が示される場合もあります。

今回のプロジェクトについても、構想の策定前に、基本的な考え方が示されました。

また、基本的な考え方では、これまでの説明、羽沢小学校の移転の可能性、大沢台小学校との統合の可能性 ではなく、

●羽沢小学校、大沢台小学校、ともに国立天文台の北側ゾーンに移転

●移転する2つの小学校の将来的な跡地利用

この2点が、説明資料の中で明確に示され、具体的なイメージがわくような説明もされています。

西部図書館についても、移転という具体的な説明はありませんが、地図上で矢印が書かれています。説明資料の中の「カフェ等併設型の図書館」という部分がそれにあたるのではないかと思われます。



💡義務教育学校の制度を活用する方針が示された

そもそも、義務教育学校とは?? 

全国で207校、東京都では8校(※)が義務教育学校ということで、まだ全国的にも珍しく、認知が進んでいるわけではないと思います。

(※)参照資料「学校基本調査 令和5年度(速報)」→ https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00400001&tstat=000001011528&cycle=0&tclass1=000001208340&tclass2=000001208341&tclass3=000001208342&tclass4=000001208348&tclass5val=0  e-Stat(政府統計の総合窓口)より


私もこれから勉強しなければと思っていますが、文科省のリンクで関連していそうなものを少し共有します。

・小中一貫教育制度の導入に係る学校教育法等の一部を改正する法律について(通知)

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2016/03/24/1365413_12.pdf

・小中一貫した教育課程の編成・実施に関する事例集 (PDF:3657KB)

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/__icsFiles/afieldfile/2018/01/30/1400462-12_1.pdf

・小中一貫した教育課程の編成・実施等に関する事例集(第2版)

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/ikkan/1400462_00001.htm




前置きが長くなりました💦

それでは資料をご紹介します。(タップ/クリックすると拡大できます)


・全体の進捗状況について


・構想策定に向けての基本的な考え方(案)

↑Q&A方式で、よくある質問に関する説明が載っています。



・プロジェクトを進める庁内の体制について


盛りだくさんな内容でした。


今後、市のHPでの発信や広報みたか(紙)で内容が公表されていくと思いますが、

市議会で提供される情報も引き続きブログでご紹介していきたいと思います。