文教委員会の資料からご紹介します。
文部科学省が毎年行っている「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」➡https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1302902.htm というものがあります。各自治体が、各学校からの報告をまとめ、都道府県に提出、国がまとめたものが公表されています。
市議会では毎年、文教委員会で、この調査に関する三鷹市の状況が報告されています。
文科省が10月下旬にこの調査結果を公表した際に、不登校について大きく報道されました。
三鷹市でも、R3年度、出現率としては都内小中学校との比較で下回るものの、数としては前年度より増加しています。
市独自の取り組みとして、資料にある通り、欠席3日ルールというものがあります。
また、A-room(市の適応支援教室 https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/090/090930.html)があります。
この調査の不登校の部分に関しては、数だけにこだわるのはあまり意味がないと感じます。
1つに、長期欠席者の定義でカウントされているという面があります。
30日以上登校していないが、適応支援教室に通えているお子さんや、フリースクールに例えば週2回通っているというお子さんなどは、調査の不登校の数に入ってきます。
また、本人や保護者のヒアリングによって学校が作成しているという面です。不登校の要因も主観ということになります。
さらに、ヒアリングできなかったご家庭もあると推測しますので、行政やフリースクールやNPOなどどこかしらともつながってなく、支援や学習の機会がない、といったお子さんが実際に何人いるのか、といったことは正確に把握できません。
また、不登校に関しては、各自治体で状況が結構異なっているというのも、感じることです。
また、先日、市議会の文教委員会では、八王子市の不登校特例校、高尾山学園(八王子市HPより https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/003/003/004/p004714.html)へ視察に行っています。
三鷹市が課題解決のための施策をどのように展開していくのかなど、今後も考えていきたいと思います。
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