今回も、まちづくり事業関連の話題が続きます。
国立天文台(HP➡ https://www.nao.ac.jp/)と三鷹市が協定を結んでからもうすぐ2年。
今、どういう状況なの??と思っている方が多いと思いますので、これまでの流れ、市議会への説明などの まとめページ的なブログを書きたいと思います。
▶ 2020(R2)年度
・国立天文台と三鷹市の相互協力に関する協定 (市HP)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_press/089/089271.html
↓↓一部抜粋(太字・下線は私がつけました)
【協定締結日】
令和2年12月3日(木曜日)
【連携協力する事項】
1.国立天文台が保有する高度な学術的知識・資源の市民への普及・活用に関すること
2.次代の人財を育むための、宇宙・自然・科学・文化などに関すること
3.国立天文台周辺地域の魅力あるまちづくりに関すること
4.国立天文台の敷地の土地利用計画の見直しに関すること
↑
なぜ協定を結ぶことになったのか?
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_press/089/089271.html (市HP)
↓↓一部抜粋(太字・下線は私がつけました)
【経緯】
国立天文台から、同敷地内の北側エリアについて、土地の有効活用の観点と、今後の研究の継続・発展に向けた財源確保のため、売却の事前相談が寄せられました。
これを受け、三鷹市は、1. 民間事業者への売却による乱開発の防止、2. 緑地の保全、3. 「質の高い防災・減災のまちづくり」に向けた地域課題の解決、の観点から、天文台敷地を中心とした総合的なまちづくりへの連携を提案しました。
→ちなみに…天文台さんの研究のための財源確保の緊急度は、最初に国立天文台から売却相談があった2019年 11 月と比べ、協定を結ぶ時期には、今一刻を争うというほどではなくなっているという説明(会議録はこちら)がありました。
▶ 2021(R3)年度
◎当初予算 →土地利用基本方針策定
◎国立天文台周辺のまちづくり「説明会とパネル展示」(令和4年1月)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/095/095283.html
◎国立天文台周辺地域土地利用基本方針に関して
2022年2月 市議会には、基本方針(案)が示され、そこで説明と質疑が行われました。(全員協議会の会議録はこちら。)
▶ 2022(R4)年度
◎当初予算 →土地利用構想を策定予定
◎国立天文台周辺地域土地利用基本方針の策定に関して
6月 国立天文台周辺地域土地利用基本方針 策定
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/097/097323.html
7月 説明会の実施
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/098/098672.html
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「羽沢小学校移転に向けた検討を始めています」と書かれています。
説明会で配布された資料も公開されています。リンク下の方のPDFファイルをご覧ください。
ちなみに… 市議会では新たに、国立天文台周辺地域まちづくり検討特別委員会が設置され、そこで行政報告を受け質疑が行われています。
2022.9月の行政報告では、説明会について、学校・保育園・幼稚園の保護者向け、市民の皆様向けに説明会が開催され、特に保護者からは、前向きなご意見が多かったというような説明がありました。
説明会で野川に関する質問があったことから、野川大沢調節池の拡張工事に関する参考資料も配布されましたのであわせてご紹介します。
◎9月 補正予算
土地利用構想策定に先立ち、自然環境調査を行うという、5年度の債務負担行為の設定です。
◎9月 国立天文台周辺地域まちづくり検討特別委員会
➡土地利用基本構想は、令和5年(2023年)度に策定予定に。
↑9月補正予算と内容が重なりますが、今後の進め方に関して、構想策定後に行う予定だった自然環境調査を策定前に行うことで、構想策定時期の見直しをするという内容です。
(ご参考)基本方針で示されていたスケジュール
傍聴メモ📝
構想を策定する前に調査を行うことで、土地の活用範囲を明確にできる。(=何をどのように整備できるのかを具体的に考えられ、整備スケジュールも確定しやすい。)
自然環境調査範囲について 一連の森を調査するよう東京都環境局にも確認・指導されている。保全計画書を作成し提出するという手続きがある。
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国立天文台周辺のまちづくりに関して、最近、市議会の絡む動きがありましたので、ご報告と自分自身の整理もかねて、まとめました。
関係する地域の方にとっては、小学校移転、そのあとのことも、いつ始まるのかなど、関心事となっていると思います。
今どういう状況なのか、うわさや人づてではなく、情報を知りたいという方もいらっしゃると思いましたので、このような形でまとめてみました。
今後もご紹介していきたいと思います。
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