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では、今回の一般質問の登壇原稿などをご紹介します。(明日読み上げる予定の原稿です。)
子どもに関する施策について
(1)認可保育園に関することについて
ア 認可保育園の入所状況について
三鷹市HPに公表されている「令和4年6月1日募集人数及び申込者数(4月28日集計(募集人員)」によると、今年度は、申込数が募集数を上回る状況が、0~2歳児だけでなく、3歳児でも起こっています。
Q1 こうした状況を受けての原因分析と、入園できなかったお子さんのその後の状況を把握しているかについて、うかがいます。
【参考】認可保育園の入所状況について
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/096/096287.html (三鷹市HP)
イ 認可保育園の入所選考基準について
基準点数や調整点数、同点だった場合の世帯間の優先順位の決め方は、自治体ごとに決めることができます。優先順位に、保護者のどちらかが単身赴任であること(世田谷区等)といった項目を設けている自治体もあります。
Q2 同一点数の場合においては、各家庭の状況をより細かく反映した優先順位付けを検討すべきと考えますが、現状と所見を伺います。
【参考】三鷹市 保育園等入園案内 令和4(2022)年度(P21~22 調整点数表 同一選考点数世帯間の優先順位 )
↓ページ内の「令和4年度 保育園等入園案内」PDFファイル
https://kosodate-mitaka.mchh.jp/LGArticle/Index/3826?subGroupId=20&rootGroupId=5 (三鷹市子育て支援サイトみたかきっずナビ より)
ウ 認可保育園における保育ICTシステムの活用について
保育現場では、保育ICTシステムの活用によって、出欠確認やお便り配布、アンケートなど、効率化や省力化が図れる業務が存在すると考えます。 保育ICTシステムの活用は、現在のコロナ禍において、突然の休園となるケースがあるほか、休園中の園児の状況をどのようにして把握するか、また、保育現場の働き方の改善や保育の質の向上にもつながる面があるということから、全国の保育所で導入事例が増えてきているという状況です。さらに、国では、保育の周辺業務や補助業務に係るICT等を活用した業務システムの導入を支援する補助金もあります。
Q3 認可保育園における保育ICTシステムの導入状況について市は把握しているのでしょうか。
Q4 また、保育ICTシステム導入に対する市の所見と、これまで検討されたことがあったか、また検討されたことがあった場合はその内容について伺います。
【参考】
川口市HP 「保育ICTシステム「コドモン」の導入について(公設公営保育所利用者向け)」
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01080/040/oshirase/33488.html
保育ICTシステムに対する国の補助金
https://www.mhlw.go.jp/content/000931610.pdf (厚生労働省HP「保育所等におけるICT化推進等事業」)
(2)子どもの定期予防接種の予診票に関することについて
定期予防接種の予診票は、接種時期になると郵送で送られてきて、保護者が記入します。予診票に、毎度、住所氏名をはじめ、同じ項目への記入が求められます。また、接種した医院から市が予診票を回収し、システムに入力するという事務があります。こうした一連の流れの中で、簡略化、省力化といった視点で見直すことができる部分があるのではないかと考えます。
Q5 国の定期接種実施要領に則って行わなければならないことは当然のことですが、一方で、乳幼児期の定期予防接種数がここ数年で増えているという状況や近年におけるDX進展という観点もふまえ、どのような工夫ができる可能性があるのか、市の考えを伺います。
【参考】定期接種実施要領
↑ 「基本計画・定期接種実施要領・予防指針」ー「定期接種実施要領[PDF形式:473KB]」
(リンク貼り替えました 2022.6.16)
~市長・所管部長の説明~
(いただいたご答弁より成田が要約しています)
・認可保育園の入所状況について(Q1)
毎月公表している募集人数及び申込者数は、申込者数は第4希望までの延べ人数。申込者数が募集数を上回っているが、各園の状況を見ると、各年齢とも複数の園で欠員が生じている。(認可保育園の入所状況について https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/096/096287.html (三鷹市HP))
この4月の待機児童数については、国が定める定義上の待機児童は解消される見込みだが、通勤経路やご兄弟の状況などのご家庭の事情で、特定園を希望し、入所が保留となっている方もいらっしゃる。引き続き、児童の保育状況を確認し、空き施設の情報提供など丁寧なマッチングを行いながら、継続的に待機児童の解消が図られるよう努めていく。
・認可保育園の入所選考基準について(Q2)
三鷹市では、客観的に保育の必要性を判定するために保育所入所選考基準を定め、保護者等の就労状況に応じてきめ細かく点数化し保育園の入所の決定を行っている。また、保護者の就労状況等の基準となる点数が同一点となった場合の優先基準を別途定めている。優先項目は、より保育の必要性が高い方を優先するという観点で、例えば、保育士、幼稚園教諭など子供を預かる施設で働く方の優先順位を高く設定するなどの基準を定めている。
入所選考基準については、例年寄せられる保護者の方からの様々なご意見を参考にしながら、今後も、より公平・公平な選考が実施できるよう、適切な運用を図っていきたい。
・保育ICTシステムの活用状況、導入への見解(Q3、Q4)
市内の私立認可保育園において、8割の園で、保育ICTシステムの導入が図られている(今年度導入予定を含む)。
保育ICTシステムを活用することで、保護者とのコミュニケーションでの利便性の向上、園からの発信、保育事務の効率化が図られ、保育士の業務負担軽減にもつながると考える。また、保育士にゆとりができることで保育の質の向上にもつながっていくものと認識。
私立園ですでに導入が進んでいるが、今後、公立保育園でも導入を検討していきたいと考えている。
・子どもの定期予防接種の予診票について(Q5)
三鷹市では、1年間に送付する予定枚数をまとめて業者に発注して印刷し、各ご家庭に送付する際には、市で作成するあて名資料を添付し、接種年齢や月齢に合わせて順次郵送している。
(↑ちなみに…予診票を何種類もまとめて渡している自治体もあるようですので、それに比べると、予防接種の時期に合わせて郵送される、というのは接種し忘れを防げるという意味でよいと思います。)
現行の予診票は、市提出用と医師控え用の2枚複写。ご家庭では予防接種を受ける際に、接種する方の氏名・生年月日・住所等を記載していただいている。一方、国では令和3年6月に閣議決定された成長戦略フォローアップ(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/portal/follow_up/index.html)において、国民目線のデジタルガバメントの推進の一つとして、統一された予診票のデジタル化の実現等が示されている。
国の動向を注視するとともに、医師会とも確認しながら適宜検討していく。
(↑ 予防接種を委託されている医師会にも、という説明から、市役所で完結する手続きのデジタル化とは違う課題があるなと感じます。また、近隣自治体のお医者さんでも予防接種でもうてるという現在の利便性を確保しつつ、となると、1自治体ではなかなか動けないというのもあると感じます…ですが、10枚以上手書きしていますよね…)
((参考)厚生労働省HPより
「健康管理システム等標準化検討会」の中にある、「ベンダ分科会」の「個別検討ワーキングチーム」で、まさに「定期予防接種 予診票のデジタル化について」の検討が進められているようです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/kenkou_vendorwt.html ←資料がわかりやすいです。 )
~以下、再質問とご答弁
(成田) 認可保育園の入所状況(Q1)、特に今回3歳児の状況を取り上げた。毎年のように複数園開設してきた流れがストップした段階で、例年みられないことが数字上でてきたので、分析が必要では?という視点で今回質問した。
3歳の壁という言葉、最近聞かなくなったが、認証保育所は2歳児までなので、3歳児での保活は存在し続けている。分析について、特定園を希望しているといったことを細かく見ているということは承知した。0~2歳児の待機だけでなく、3歳児での入園についても、今後も対応していただきたい。
入所基準について(Q2)、今回、単身赴任というキーワードを入れた。これは割と多くの東京都の自治体の調整点数や優先順位の調整の中で出てくるので、三鷹市でも検討すべき項目なのでは?と考え挙げた。
今は多くの自治体で保育園入所案内の書類がHPにアップされている。保護者からご意見いただいて検討するという説明もあったが、独自でも研究できる。また、三鷹市は、待機児童の解消だけでなく、各ご家庭の事情をより反映した入所の基準を目指していくというフェーズに入っているのではないだろうか。
(子ども政策部調整担当部長)
優先基準の「単身赴任」について、三鷹市でも過去に優先項目で定めていた時期もあった。しかし、勤務形態の多様化が図る中で、単身赴任の実態を確認することが困難となったことや、勤務で出張が多い方との公平性といった観点で、除外したという経緯がある。いずれにしても、働き方の多様化など、社会状況の変化にも柔軟に対応しながら、公平・公正な運用を図っていきたい。
(成田) 単身赴任についての説明には一定の理解をした。
同一点数の場合の優先順位の調整でも、項目に指数を付けている自治体もあり、そういったことも、ご家庭の状況をより反映する方法の1つとして提案する。
また、武蔵野市では、特例調整というしくみがある。これは、別々の園に内定、在園している場合で、保育園に空きがなくても、在園児童同士で交換調整できるというもの。このようなしくみ、どう考えるか?
(子ども政策部調整担当部長) 他自治体で様々な点数の付け方があると思うので、そういった事例も今後研究・検討していきたい。
(成田) 兄弟別園の送迎、私も経験ある。市も認識があると思うが、やはり大変。武蔵野市の特例調整は、そのようなご家庭を少しでも減らそうという取組みだと私は思っている。
▶あるご家庭の保活のエピソードをご紹介する。
上の子(認証保育所・2歳児まで)、下の子(0歳児)/ 4月に育休から仕事復帰するため、認可園入所申込
➡ 1次募集で内定ゲット✨ だけど上の子と下の子別園 / 下の子の園で上の子3歳児枠の空きあり
↑
このようなケースで、下の子の園に上の子の入所申請をするとなると、今の三鷹市のしくみでは、上の子の内定を辞退し、2次募集での内定を目指すことになる。しかし、2次募集で内定をもらえる確証がないため、内定辞退はリスクとなる。
この方は、兄弟を同じ園に入れることをあきらめて、別園で復職。転園手続きを経て、今は同じ園に通えている。(転園手続きは、落ちても通っている保育園には引き続き通える)
保育園に入った後も、保活が続いている。そういうご家庭がいらっしゃることを改めて認識していただきたい。
申請時に、希望順位が低くても、兄弟同じ園に通うことを優先するというチェック項目を設けることも一つの方法。いずれにしても、このようなことを一つ一つ解決していけるよう、入所基準に盛り込むといったことが、市に求められているのでないだろうか?
(子ども政策部調整担当部長)
兄弟や双子のご家庭で、同じ園に通えていないという状況もある。状況をしっかり把握しながら、今後検討していきたい。
(成田) 保育ICTシステムについて(Q3,4)、8割の私立園で導入とうかがったが、残りの2割はどこなのでしょうか。
(子ども政策部調整担当部長)
2割のほどんどが、社会福祉事業団公私連携保育園。市と連携しながら検討していく。
(成田) 保育ICTシステムは、利用者の利便性の向上のため、という面だけでなく、先生方の業務効率化や省力化を目的とした導入もありだと考え、この質問をしている。
システムの導入・活用については、知る機会を作って、受ける恩恵を知ることが大事だと考えている。導入している他の園がどのように活用しているか、といったことを保育現場同士で知り合う、知って学び合うということが大切ではないかと思っている。
また、導入事例が増えているということは、どの業者にするか、どのシステムを使うかということも、現場にあったニーズを選択できるという状況だということ。子ども政策部がシステムについて調査研究して保育現場に情報提供する、そういうことも必要ではないか。
(子ども政策部調整担当部長)
まだ導入していない公立保育園では、今年園の中でICTシステム活用に向けて、どういった業務が改善できるかという検討を始めている。様々検討していきたい。
(成田)
予防接種の予診票の質問は、保護者の多くの方が、なぜ毎回予診票に手書き記入をするのか?どうにかならないのか、ということを感じる話なので、まずは、市がどのような作業で進めているのか、どのように考えているかを、オープンにするために質問した。今後の進み方を期待する。
今回は、現在の仕組みの中で 割と多くの方が経験しているが 受け入れなくてはならないと思われている大変さや苦労を、実はしなくてもよいのではないか?と捉え直して、仕組みを改善するといった視点を今後持っていただきたいという思いを込めて質問した。
保活のエピソードにも多めに時間を割きましたが、具体的な話があると市民の方も職員の方もわかりやすいと思いますし、お話を聞かせてくださった方々の想いを届けるためにも必要だったと思っています。
子どもの予防接種の予診票については、国が進めていくのを注視、ということになってしまいそうですが、アナログすぎるのでは?という疑問を感じる方が多いと思いますので、まずは問題提起でした。いろいろ、お話きかせてくださり、ありがとうございました。
録画も次回定例会までアップされています。
https://mitaka-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_id=55 (三鷹市議会インターネット中継より)
時間の壁があり、毎度、早口・急ぎめで、すみません😿
今日も、ご覧くださり、ありがとうございました✨
(再質問や市側の説明などを追記しました 2022.6.29)
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