今回、一般質問の原稿づくりの際に、入れきれなかったことも多く、…
ブログをご覧いただいている方に、おまけとしてご紹介したいと思います。
〇マドレボニータ
女性のスポーツといえば、ヨガやピラティスが思い浮かびますが、最近、ママさんたちからよく聞くのは、マドレボニータです。
産後の体力回復のために体を動かす、というのはもちろんですが、
特徴的なのは、ママさん自身のことを考える時間(ママトークではなく、人生、仕事、パートナーシップをテーマとして日々の気になっていることや悩んでいることを語り合うと説明されています)があることだと思います。
産休・育休制度を利用し、復職を控えるお母さんたちの不安は、子育てと仕事(&家事)の両立。社会復帰に着眼点をおいているところが、今の子育てママの心をつかんでいると考えられます。
〇産後ドゥーラ
産後の大変さを、まるごとまとめて支援します、という位置づけ。
助産師でもなく、家事ヘルパーでもないですが、
なんでもおまかせ、という総合的な存在は、子育てママには心強いと思います。
しかし、費用面が少しお高く感じ、利用せずに頑張る、という選択をするお母さんが多そう…という個人的な印象です。
〇父親の産後うつ
イクメンという言葉は、世代によって、皮肉に使われたり、当たり前のように会話に存在したり、いろいろな使われ方がされていると感じますが、広く知られる言葉として存在しています。
里帰り出産をするなど、妊娠中、産後の家事や家族のケアに、実家のサポートが受けられるケースが多かったこれまでとは変わってきて、必然的に父親が果たす役割が増え、それによりどうしてもストレスもかかります。
そして、家庭や育児に関わりをもつ父親が多くなるということは、役割に押しつぶされてしまうお父さんもいるということだと思います。
男性の子育て参加の推進の機運や育児休業取得などで、子育て家庭をとりまく環境は以前より少しは改善されているかもしれませんが、まだまだ、というのが当事者の意見です。
父親の産後うつは、母親の産後うつほど研究が進んでいません。(産後の父親と接触する機会がほとんどないことが要因にあると、ある研究では言っています。)
「産後うつ」について今回テーマにするにあたり、今回は対象を「女性、母親」と限定しましたが、父親についても、支援が必要になってくるだろうと考えています。
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