幼児教育・保育の無償化について ①何が無償になるのか

幼児教育・保育の無償化がいよいよ10月から始まります。

お子さんが幼稚園に通われているご家庭にはお手紙での説明が始まっていますが、

ここで、まず、ご家庭の方にお伝えしたいのは、

対象範囲は、3~5歳児、幼稚園でいうところの年少~年長 と、幼稚園の2歳児クラスがある場合は子どもが3歳になったときから、

そして、幼稚園や保育園に、0円で通えるわけではない 

ということです。

(無償化という言葉から受ける印象が大きいと感じる今日この頃です…)


この制度についての、まずはざっくりポイントを。


「純粋な」保育料(※)は、無償となります。

給食費(食材料費)はかかります。(だいたい6000円) ←三鷹市の場合です。給食費の補助を出す自治体もあります

〇給食費は、通っている施設へ支払います

〇写真代や、教材費など、保育料に含まれない部分についてはこれまで通り実費徴収されます。


~幼稚園ママ~

保育の必要性の認定を受けた家庭への、預かり保育(延長保育)料は、補助は出ます

(が、上限額の満額(月額1万1300円)のキャッシュバックを受けるのは、なかなか難しい制度設計ですので、持ち出しが出るご家庭が多いのではないかと想定されます。ここについても、随時取り上げていきたいと思います)


8/8の厚生委員会の行政報告で、幼児教育・保育の無償化による給食費の取扱いの三鷹市の方針が示されました。

厚生委員会の質疑等に関することは、別の記事で取り上げたいと思います。


(※)…「純粋な」保育料という表現をさせていただいたことについて、

保育園の保育料の中に、これまで、副食費(おかず代)が含まれており、それは今回の無償化では副食費を完全に切り離した部分、つまり純粋な保育料部分のみを無償とするということからです。

(主食費(ごはん)と副食費(おかず)に分かれて計算されることについても、?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ここでは触れません。)

お子さんが幼稚園に通っているご家庭では、給食費は施設ごとに徴収されていたので、これまで通り給食代がかかるのね、という認識だと思いますが、

保育園に通っているご家庭では、

これまで、副食費を支払っているという感覚もなければ、主食費が三鷹市によって負担されていたので、食事代を支払っているという感覚がなかったと思います…

周知については、保育園に通っているご家庭には、今後、お手紙が配布される予定とのことです。また、保育園へのポスター掲示も予定されているとのことです。


三鷹市の説明のリンクも貼っておきます(が、これだけだと、わかりづらいと思います…)

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/081/081448.html

幼稚園に配布したという案内の紙がわかりやすかったので、そちらをPDFで載せてもらえるかどうかと、

三鷹市の子育て情報を載せている「みたか子育てネット」も別にあるので、そちらにも、情報を載せてもらうよう、お願いしてみます!


子育て女性の声を 市政へ

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