日中街で生活しているお母さんたちへ

赤ちゃんを見ると、思わず近寄って、(お母さんがご迷惑でなさそうかをうかがってから)微笑みかけてしまいます。赤ちゃんはかわいくて、パワーをくれるのですが、育てている親御さんは本当に大変だと思います。

私が子育てで今までで一番つらかった時期は、赤ちゃん期、特に、言葉が通じない、子どもに付きっきりの時期でした。

社会とのつながりが切れる上、赤ちゃんのペースで生活するため自分のことはどうしても後回し。また、日々子育て情報収集したり、離乳食や部屋の中の危険個所を取り除いたり、どんどん成長していく子どもの様子に気を配らなくてはなりません。

また、仕事に復帰し社会とつながりをもっても、子どもの体調が安定しなかったりして思い通りに働けなかったり、体力的にも精神的にもつらいことがありました。


私は、この度駅に立ってご挨拶を始めましたが、日中街にいて生活しているお母さんたち(お父さんたち)にも、想いを伝えたいと強く思っています。

それは、前回の選挙の時、直前の選挙公報の情報だけで投票し、その後、自分が期待して投票した議員の活動に少し疑問を感じたからです。

そして、私と同じような子育てステージにある方々に、子育て情報と同様、これから市政をどんな人たちが担おうとしているのかも知ってほしいと思っているからです。

なので、公園で遊んでいるお子さんのお母さんや抱っこひもをして歩いているお母さんに話しかけて、レポートを渡すこともしています。

突然声をかけて、びっくりさせてしまった方がいらしたら、ごめんなさいね。


子育て中は、あっという間に時間が過ぎ去ってしまいます。

苦労したことも、そのまま通り過ぎてしまいます。でも、それでは次へつながりません。同じような苦労を多くの人がしているかもしれません。

しなくてもいい苦労の再生産をしない。させない。これは、私が、子育てが始まってから、よく思っていることです。

行政にも、同じことが言えると思います。

よりよい子育て環境を、若い世代、子どもたちの世代につないでいくために、時代に合った子育て支援、子育て環境を考えることが重要だと思っています。


私が政治活動を始めて、話しづらくなったというお母さんたちもいらっしゃるかもしれません。

政治の話は、普段の会話ではしないですし、私もそれが一般的だと思います。

でも、「政治の話はちょっと…」と全て自分から遠ざけるのは、もしかしたら、自分たちにとって損、もったいないことなのかもと、私は最近思っています。無関心でも選挙はありますし、選挙で選ばれた議員たちが政治に影響を与え、私たちの生活にも関わってきます。

また、子育て世代や若い世代が無関心だと、政治家たちは、選挙で子育て政策をあまり重要視せず、聞こえのいい、票の取れる政策に力を入れる可能性もあります。

私は党に所属していませんし、活動の規模も大きくはありません。ですが、私の等身大の活動で、市政を少しでも、そう遠くないものと感じてもらったり、「あの人、そんなこと考えていたんだ!」と、興味をもってもらうきっかけにしてもらうことは、目指すことでもあります!


子育て女性の声を 市政へ

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