つなぐ

子育てが始まって、7年目になります。

子育ては私にたくさんの影響を与えています。


まず、生活が激変しました。

ほとんどのことが、自分の思い通りにはいかないことを身をもって思い知りました。

また、いくら疲れていても子供のために動くことができることや、心が壊れそうなつらいことがあっても、すやすやと幸せそうな寝顔や抱きしめたときのかわいい笑顔を見ると、負の感情が和らげられたり、元気をもらえることを知りました。

また、自分を育ててくれた親への感謝、尊敬の念が生まれ、

子育てをする全ての人を敬う気持ちを味わいました。


次に、考え方も大きく変わったと感じます。

人の話をより偏見を持たずに聞けたり、考えるようになったと感じます。

自分と同じように子育てしている多くの人が笑顔になることを望むようになりました。

また、何か物事を考えるとき、自分の子どもだけでなく、周りの子どもたちみんなにとっての利益とは?と考えるようになりました。

さらに、子育てしていく上で、社会や政治、経済、地域のことにも、無知ではいけないと身をもって感じるようになりました。(日々の生活に追われ、なかなか難しいことではありますが…)

そして、1人では生きていけないということを改めて自覚しています。その前提で、助けてほしいときは人に相談したり、先輩の意見を聞いたりと周りに頼るようになりました。



ここで、読んでくださっているみなさんに質問です。

子育てはつらいもの?でしょうか。


私は、東京を初めて離れ、妊娠・出産をした鹿児島で過ごした約2年間、孤独な時間を過ごしました。

当時を振り返り、子育てと孤独が重なるとつらさが増すと実感しました。

もちろん、子供の成長を感じて嬉しく思うなどプラスの感情も多くありますが、子育ては、毎日毎日、楽しめるものでもないというのは、現実としてあると感じます。


今の子育て真っ只中の方の中では、当時の私のように孤独を感じたり、育児のプレッシャーやそのほかにもいろいろなものが絡み合って、最終的な言葉としての「つらい」が、またはその予兆である危険信号が、発せられている気がします。

子育ての「つらい」(「なんとなくつらい」を含む)を軽くし、もっと子育てを共有できる社会にしていきたい。

そう考えるのは、これから子育てする人、そして、未来を担う自分の子どもたちの世代に、よりいい社会をつないでいきたいという気持ちからです。

現在とそして未来のために、まず一歩を踏み出してみたいと考えています。

子育て女性の声を 市政へ

三鷹市議会議員 成田ちひろの公式HP・ブログ