子育て×三鷹市

子育てをどこでしたい?

子どもがいる家庭が住む場所を決めるときに、就学前の子育てをしやすい場所を探す

不動産屋さんの話で聞きました。実際、ママ友にも同じような話を多く聞きました。


私は三鷹市で子育てして今月でまる5年になります。5年間で肌で感じたことを書いてみたいと思います。


保育園の待機児童のこと。

私が求職中、1歳児の保育園探しをしていた2013年頃は、認可保育園の空きは0、10以上の認証保育園に問い合わせもしましたが、結局保育園は決まりませんでした。

私の場合は、仕事が先に決まり、市の一時預かり保育で当面しのぐため、一時預かり保育の登録をいくつかしていた3月、滑り込みのような形で、新しいマンションの下にできた認可外保育園に入れ、さらに5月に、登録していた認証保育園から連絡が来て、入園に至ったという経緯があります。綱渡りのような保活で、今思えば、よくやったなと思います…子供にもいろいろ負担をかけたと思いますが、そのあとは落ち着いて通園でき、本当によかったです。

そのような経験をしたことを、保育園ママたちに話すと、「私も」といろいろなエピソードが続々と登場しました。

最近では三鷹市でも、いろいろなまちのそこここに、保育園を見かけるようになったと感じます。(市内に、認可保育園は40以上、認証保育園は10以上)

それでも、市では平成30年度も待機児童は200人を超えており、悩んでいるご家庭もまだまだ存在します。

以前、ニュースで、三鷹市内のお母さんが市に対して訴訟をするという記事を見て、自分の住むまちのお母さんが!と、驚くとともに、他人ごとではないという気持ちがあったのを覚えています。

そもそも、保育園の待機児童は国会で注目される前から(私の母の世代からずっと)存在していたので、必要性に迫られて、今まで保育園が足りていなかった分を作ったと理解しています。

共働きが増える中、保育園のニーズは高まっており待機児童はなくしていきたいと願う反面、少子化で子どもの絶対数は減ります。このバランスをとっていくことと子育て支援の在り方が現在の重要な課題になっています。



在宅子育て支援のこと。

三鷹市は在宅子育て支援を、政策に打ち出すようになっていると感じます。

毎年展示が行われている子育てインフォメーションでは、認可保育園の開放事業や親子広場など、親子でお出かけしたり過ごせる場所の情報が、以前より多く提供されていました。

実際、親子広場の数も、数年前より格段に増えています

当時仕事を始めていない頃、子どもを連れて行く場所に悩んでいたので、このくらい場所と情報があったらよかったなぁと思います。


保育料のこと。

在宅子育て支援を打ち出すと同時に、認可保育園の「恩恵を受ける」(この表現は必ずしも適切ではない面もありますが)世帯に、「公平性」を求めるということで、2018年9月に、認可保育園の保育料の値上げがされました。←保育料は自治体ごとに決めています。

値上げ分の使い道について、子育て支援の財源にプラスされるとは書かれていなかったことは個人的に残念に思っています…

また2017年から、東京都の認証保育園の保育料に対する補助額をそれまでの月1万円から月2万円に増額しています。←補助については都の補助の関係があるようですが、他の自治体では補助額がまちまちなので、額は市が決めているようです。

年少からの保育料については、ニュースでも取り上げられていますが、2019年10月からの消費税アップのタイミングで無償になるということ。幼稚園は基本時間と延長の預かり保育(ただし条件あり)が無償となるようなので、0~2歳の認証保育園に通われてるご家庭の選択肢の幅が広がり、「3歳の壁」の解消につながりそうですね。


子育てが始まると、日々いろいろな選択を迫られ、情報収集も本当に大変…。働いている、いないに関わらず、お母さんたちは本当に頑張っていると感じます。








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