井口特設グラウンドの土地利用構想(案)がでました。
まちづくり環境委員会、文教委員会、共通の行政報告資料です。
グラウンドは残し、医療機関を誘致し、東西の通路ができる という内容です。
この構想(案)に対して、説明会が開かれるとのことです。
■井口特設グラウンド土地利用に関する地元説明会の開催
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_news/098/098804.html (市HP)
(2022.10.3説明会について追記)
これ以下は、これまでの経緯をご紹介します。
もしご興味がありましたら読み進めてください。
「売らずに」とは?
タイトルに書きました、「売らずに」とはどういうことか を少しご紹介したいと思います。
井口特設グラウンドは、「特設」とあるように、暫定的なグラウンドです。
売却して、三鷹中央防災公園・元気創造プラザを作る際の財源にするということでの利用とされていました。
https://www.city.mitaka.lg.jp/koho/2016/20160417/p5.htm (三鷹市HP 広報みたか2016年4月17日5面)より一部抜粋↓↓
※ 施設集約後、市有地を売却すると仮定し(30年度=社会教育会館用地、32年度=総合保健センター用地、33年度=井口特設グラウンド用地)、売却収入を財源に、すでに発行している三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業に係る市債を繰上償還する想定で推計しています。33年度末以降、市債残高および公債費の負担は減少します。なお、野川大沢調節池の貯留量増強工事に伴い、大沢野川グラウンドがおおむね5年間使用できないことから、29年度としていた井口特設グラウンド用地の売却時期を見直すこととしました。
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ちなみに、社会教育会館用地は一部売却&繰上償還、総合保健センター用地は売却していませんがこの間その分の三鷹中央防災公園整備事業債の繰上償還していますので、残りは井口特設グラウンドのみということになっています。
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/032/032707.html (三鷹市HP 三鷹中央防災公園・元気創造プラザ整備事業>全体事業費等と将来負担の見込み )より一部抜粋↓↓
井口特設グラウンドの売却について
井口特設グラウンドは、総合スポーツセンター(仮称)を建設する用地として平成3年に取得しましたが、経済状況の悪化等の理由により建設計画を凍結しました。凍結の間、当該用地の有効活用という観点から現在に至るまで暫定的な運動施設として市民のみなさんに利用していただいています。新施設に整備する総合スポーツセンターは、この総合スポーツセンター(仮称)に代わる施設であり、施設規模も同規模です。これは、総合スポーツセンター(仮称)の建設場所を新施設に変更するものといえます。この整備を踏まえ、本事業の事業推進の財源確保を図る観点からも当該グラウンドについては、売却することにしています。売却に当たっては、周辺環境との調和や良好な住環境の確保などを十分考慮し、地区計画制度等を活用するなど、利用者、近隣の皆様のさまざまな意見も伺いながら、慎重に判断をしていきます。 なお、大沢野川グラウンドとして活用している野川大沢調節池が、東京都の貯留量増強工事により概ね5年にわたり使用できないことから、市内のスポーツ施設の状況を考慮し、井口特設グラウンドの売却時期を延期することとしました。
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大沢野川グラウンドも無事完成(https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/001/001667.html)する当初売却を予定していた時期が来ている、ということでの、この土地利用構想(案)ということです。
今回の資料、医療機関誘致の部分に、売却か借地にするのかは書かれていませんが、まちづくり環境委員会では、定期借地権を視野にいれて、というような説明がありました。
また、売却しないという方針となると、当初の売却予定金額分は、他の土地と同様、内入れで繰上償還などなんらかの対応になる(べき)というふうに理解しています。
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