文教委員会の行政報告の中から、学習用タブレットの活用、学力テストに関することについてご紹介します。
《 文教委員会での説明(メモと成田のコメント)📝 》
〇タブレット活用について
・まずは導入したという段階。使っていって課題を解決・改善して、よりよい、効果的な活用に。
・学校からの問い合わせは主に機能に関すること(アプリの操作の際の設定の確認など)
・1万3000台で一斉にID設定を行った際に速度が遅くなったこともあった。SIMに切り替えるなどして対応している。
・回線敷設(増強整備)工事が3月上旬~中旬に終わり次第利用開始。
・低学年はまずは基本的な操作(文字入力の仕方など)を身に着けている。
・ICTモデル校である東台小(※)ではハイブリット型ですでに活用。
・休み時間も使ってみるなどしている
(※)東台小学校は学校HPでもよく発信されていますのでご参考まで。
https://www.mitaka-schools.jp/ (三鷹市立小中学校公式HPより)
〇三鷹市学力テストについて
・国や都の学力調査とは別の、市独自のもの。(令和2年度の施政方針より→「児童・生徒一人・ひとり学力を確実に伸ばすため、問題に同一の難易度を設定し、児童生徒の学力や学習に関する状況等の経年変化等を把握することで、指導方法の工夫改善を図ります」)
・テスト範囲は、前の学年までのもの。
・学力の伸びが個人で分かる&学力伸ばしている学校やクラスをデータで見える化することで、良い取り組みを校内・市内で共有し、教育効果を高めていく。
・「個人ポータル」の導入に向けて検討中。
・タブレットにより小中学校9年間の学びを見ていけるという認識。
このテストはタブレット導入が本格的に決まる前から導入の検討がされていたものです。決まった学年の平均点・平均正答率を単年度で、ということではなく、一人一人にフォーカスしていくという点で、目的はタブレット活用と同じと考えています。
コロナでの長期休校で、国からの補助金もおりてきて一気に進み始めた教育現場でのタブレットの活用がいよいよ始まりました。
いくつかの学校では授業の配信にも挑戦したとのことです。今は特に、前例がないことで、チャレンジできる環境にあります。先生方には子どもたちと一緒に、ぜひよりよい活用を研究していただきたいです。
タブレットの全国での導入は、今後の子どもの教育の在り方全般が大きく変化する分岐点になるのでしょう。
小学生の1母親としては、子どもから学ぶ、親も一緒に学んでいく、といった意識もより大事になってくるだろうと考えています。
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