11月の常任委員会①

11月30日から始まる12月定例会を前に、常任委員会(総務・文教・まちづくり環境)で行政報告がありました。私の所属する厚生委員会は今回行政報告がなく開かれていません。


〇総務委員会

行政報告:企画部のみ 

ア まちづくり応援寄付における返礼品の導入 イ Youtubeによるシリーズ動画の配信

まちづくり応援寄付(ふるさと納税)の返礼品の一部が紹介されています。

自分の住む自治体へふるさと納税しても返礼品はもらえません。ですので、市外の方に魅力的なもの、という視点が必要になってきます。また、ふるさと納税の返礼品は、国の出す「地場産品とはこういうものですよ」といった基準に当てはまるものでなければならず、難しさもあることが委員会の質疑での説明からうかがえました。

資料の「2 導入のステップ」でも示されていますが、体験や滞在の形など、今後、魅力ある返礼品をどのような形にするのか、検討されています。


シリーズ動画について→すでに公開されているのでご参考まで。(URL https://www.city.mitaka.lg.jp/c_news/088/088795.html )

資料の「(4)視聴年齢の傾向」について、年代、視聴した時間帯等がわかるので、それらを分析しながら、今後のYoutube配信を検討していくといった説明がありました。

そもそも、なぜ「シリーズ」化したの? →「デリバリー三鷹」の事業は、かなり注目度が高いからだそうです。

デリバリー三鷹は、開始当初から複数のメディアで報道されて注目されていました。さらに、最近、「地域再生大賞」なるものの 第1次選考を通過(各都道府県から1~2団体を選出)したようで、話題性もある という説明がありました。


〇文教委員会

行政報告 :スポーツと文化部、教育委員会

(スポーツと文化部)ア 新型コロナウイルス感染症に関する対応について  イ 吉村昭書斎(仮称)の移築について  ウ 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会等の取組みについて

(教育委員会)ア 新型コロナウイルス感染症緊急対応方針に基づく取り組み状況について イ 三鷹GIGAスクール構想研究推進事業について

の中から資料をいくつかご紹介します。

吉村昭書斎(仮称)の整備については、令和2年度の施政方針の中にも多角的な検討を進めるという記載があり、それが具体的に示されたものと理解しています。

資料の(3)スケジュール にもある通り、いくらかかるか等は来年度予算で示されるものと思いますので、コロナ禍だけど箱物⁈…なぜ?という議論はその際になされる話と理解しています。また、この件は書斎単体ではなく、駐輪場の廃止と絡む話としてとらえることも必要かと考えています。駐輪場に関する行政報告はまちづくり環境委員会でありましたので別途ご紹介します。

(文学施設に関するこれまでの経緯がでていますので、ご参考まで。 https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/072/072451.html

三鷹市HPより)


チリが三鷹市の「ホストタウン」になりました。(三鷹市HPよりリンクを2つ貼らせていただきます。 https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/088/088614.html 

https://www.city.mitaka.lg.jp/c_photo/085/085581.html )

スポーツと文化部で担当するのは、オリパラが絡む話だからと考えています。国(内閣官房)の事業(財源もすべて国)として実施すると聞いています。(首相官邸HPより https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/hosttown_suisin/ )

↑ 教育委員会の「新型コロナウイルス感染症緊急対応方針に基づく取り組み状況について」の中から一部抜粋しています。

1人1台タブレットについて iPadを家庭に持ち帰って使うこと(家庭学習に使うこと)を前提に進んでいます。視力低下なども含めた、タブレット活用ルール、ガイドラインを検討しているとのことです。

三鷹市では、13500台を5年レンタルの形での契約です。

タブレット導入にあたっては、タブレット端末のスムーズな活用にあたり、学校の先生方だけに負担がかからないよう、端末導入支援員が新しく配置されます。自治体ごとのICT環境は違うので、三鷹市のICT環境や現場を理解していただいた上でサポートをお願いするというもの と説明がありました。


教育に関することは、市(各自治体)、都(先生は都の職員)、内容や基本的な方針は国 と、管轄や役割がまたがる分野で、自治体の意思だけではなかなか進まないという面を持っていると感じていましたが、新型コロナで、タブレット活用へ一気に舵をきることになりました。

文教委員会ではタブレットを文房具として活用、という説明もありました。今後のタブレット活用について、自治体ごと、学校ごとの活用度合いなどにも注視していきたいと思います。


「GIGAスクール構想」とは国の出している方針です。(ご参考まで  https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm 文科省のHPより)


年末の足音も聞こえていますね。

私、個人としては、12月定例会の足音が聞こえている、今日この頃です。

皆様、ご自愛くださいね。


子育て女性の声を 市政へ

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