臨時会が開かれます。
https://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/activity/schedule/2020/special_2020a.html(三鷹市議会HPより)
定例会は、毎年4回(三鷹市は3,6,9,12月)に招集されます。それに対して臨時会は、緊急の場合や、定例会まで待つことのできない、特定の案件を示して招集されます。
定例会のように1か月近く会期があるわけではなく、今回は明日1日のみです。
今回の臨時会は、三鷹市緊急対応方針(第3弾)を三鷹市が取組むにあたり、9月の定例会の前に早急に着手する必要のあるものについて、予算を組み、臨時会に補正予算(第6号)の議案として提出されるというものです。
〇三鷹市緊急対応方針(第3弾)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/087/087284.html(三鷹市HPより)
〇議案(三鷹市HPより)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_press/087/087495.html (プレスリリース)
https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/003/003871.html (令和2年度の7月補正予算のファイルと同じものが各議員にも届いています)
第3弾にある取組みの中には、既定の予算や予備費で対応(今回の補正予算には載っていない)し、すでに着手しているものもあるときいています。
(教育コンテンツ放映の試行(https://www.city.mitaka.lg.jp/c_news/087/087254.html)、高齢者の見守り訪問、傾聴ボランティア再開に当たっての手紙での見守りなど)
また、早急に着手 とは書かれていないが、現状から早急に今回の補正予算での対応を決めたものもある(家族が感染した市民の宿泊施設の整備)ときいています。
コロナウィルスの影響による三鷹市の緊急対応方針は、第3弾となっていますが、
以前のような生活に戻ることはしばらくは想定できず、今のような状態がじわじわと続いていくだろうという中、今後も状況にあった判断など、臨時的な対応が求められていくのではないかと考えています。
議場でのコロナウィルス対策として、
速記者を配置しないことや、傍聴席の出入り口の扉を開けること、演壇にアクリル板を配置すること(演壇上での発言の際マスクを着用しなくてもよい)、などが今日の議運(議会運営委員会)で確認されています。
(補正予算議案での討論の内容を追記しました。ご指摘いただきありがとうございました。 2020.10.23)
令和2年度一般会計補正予算第6号について、討論します。
新たな財源として、国の地方創生臨時交付金が、三鷹市へは約7億円が配分されました。
国の活用事例集にも様々な使い方が示されている中、
三鷹市は、ご家族がコロナウィルスに感染した市民の方の宿泊施設の整備、避難所での感染症対策、プレミアム付き商品券の発行、学校給食費の一部公費負担 に使うとし、
約7億円のうち75%以上、約5.3億円、を「プレミアム付き商品券の発行による市内商業の活性化」の事業に使う内訳としました。
この事業は、先ほど来、ご答弁がありましたように、生活支援、地域経済の活性化にむけた消費喚起、将来的な地域通貨の活用への実証実験、キャッシュレス決済の促進など、意味合いも多く先駆的な取り組みであることは認識しています。
しかしながら、過去に、三鷹市が高いプレミアム率を採用せず10%として一定の効果を上げることができた商品券事業があったことを考慮すれば、仮にプレミアム率を30%程度と抑えても、十分インパクトがある事業になったのではないかとも考えられます。
また、率を抑えた分、国の交付金を、例えば、国の特別定額給付金の対象となっていない4月27日の基準日後に生まれた新生児に対する給付など、別の取り組みの展開も検討できたのではないかと考えます。
また、1学期中の学校給食費の一部公費負担については、学校に給食費を返還する新たな事務負担が発生する点や、緊急対応方針第1弾、第2弾、第3弾で一度も対象者となっていない高校生2,3年生の子どもがいる一方で、子どもの給付金の対象でもあった三鷹市立の学校に通う児童・生徒が対象である点など、市の緊急対応としてする理由については納得感に欠ける部分があるのではないかと考えます。
以上、国の地方創生臨時交付金の活用の在り方につき、数点申し上げました。
その一方で、本補正予算案には、9月定例会前に早期に着手が必要な取り組みも多くあり、一定の理解をするため、本議案に賛成といたします。
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