子育て世代ママは、みんな悩んでいるという実感

私の子どもは、現在、上の子が幼稚園、下の子が認可保育園に通っています。


幼稚園のママ友は、専業で子育てしている人が多いですが、働くことに興味があるお母さんは多いと感じます。

私に「どんな仕事をしているの?」とか、「私も仕事したいんだよね」と話しかけてくれるお母さんたちもいます。

他にも、「私も仕事を始めたの」とか「預かり(延長)保育、一緒なのでよろしくね」とか、声をかけてくれるお母さんもいます。


また、幼稚園に通う前、認証保育園に通っていましたが、その頃は、出産や夫の転勤などで会社を辞めて再就職を目指すお母さんから、「保育園探しはどうやったの?」と聞かれることも多かったです。



認可保育園のママ友は、もちろん仕事をしていますが、

いわゆる「バリキャリ」というようなお母さんは、少なくとも私の園では、割合として少ないように、思います。

認可保育園に入るときは、点数制で、非正規よりは正社員のほうが点数が高いため、正社員の割合も多いと思うけれど、

入った後は、正社員というスタイルから、仕事を変え、保育園を退園しなくていい範囲(※)で、セーブして働き、子育てにより力をいれたいというお母さんもいます。


逆に、今は時短勤務だけれど、子どもが小学校に入る頃には、もっと働きたいと考えるお母さんもいます。

でも、学童の時間では足りず民間の学童と併用するとか、PTAの活動で平日休まなければならないなど、かなり過酷な頑張りが必要だという現実を知り、実現できなそうだと諦めるお母さんもいます。


お父さんが保育園の送迎する姿もよくみかけますが、お母さんの家庭と仕事の両立のことを話し合ったり、お父さん自身が育児や家庭と仕事のバランスに悩んでいる方も多いと思います。


最近読んだある雑誌の特集で、ショックだったのは、

会社の若手女性は、結婚や出産を考え始める28歳くらいが、育児と仕事の両立などのことで不安が一番大きくなる時期だと、書かれていました。

子育てで大変なことというのは、現実としてあると思いますが、それがリスクやハードルのようにとらえられ、不安として女性を襲うというのは、社会として大きな問題だと思います。


「子育て中は、仕方ない」

ある意味、子育て中は、仕方ないこともたくさんあります。

ただ、今までもそうだからそうすべきだと決まっているわけではないこともあると思います。

そして、子育てがハードルになると思うような状態が続いてほしくない、社会全体で変わってほしいと心から思います。



(※)…ざっくりとした説明になりますが、私の住む市は週3日×4時間以上が、条件です。正社員では両立できないという現実もあるのだと感じます。また、共働きが増えたといっても、非正規の割合が圧倒的に多い(特に女性)のが現実です。



子育て女性の声を 市政へ

三鷹市議会議員 成田ちひろの公式HP・ブログ