住み続けたいまちとは


少子高齢、人口減少社会。今まさに、歩み始めています。

人口減少、でも都心に若い世代が流入し、都心では人口が増えている状況です。

大きな理由の一つに、働く世代のライフスタイルが共働きにシフトし、子育てしながら仕事を続けるために、住む場所は勤務先から近い場所(近職近住)を選ぶ、というものがあると思います。

また、共働き・共子育ての考えは、若い世代にすでに浸透していると聞きます。大学で授業や就職指導などで教えることあるようです。

テレワーク・リモートワークなど取り入れる一部の企業も出てきてはいますが、まだ一般的にはなっていません。

これからも近職近住の傾向が続くと思われます。


三鷹市は、ここ数年で大きなマンションがいくつもたち、今は子育て世代の増加がみられますが、

それは長い目で見れば一時的なもの。

今の子どもたちは、10年、20年もすれば、現役の働く世代になります。


自分たちの子ども世代に、三鷹市はなおも魅力的にうつるだろうか?

子育てする私の頭の片隅に、いつもあります。


三鷹市は都心へのアクセスは決して悪くないですが、

やはり、住まいの近く、市内等で働き通勤時間を節約する「近職近住」がニーズとしてあると考えます。

子育ても仕事も頑張りたいという、これからの世代を応援する、そんな三鷹市であってほしいです。

特に、自分が専業主婦から仕事に復帰した経験から、子育て等でいったん仕事をやめたお母さんたちがゆるやかに復帰できるような支援が必要と考えます。

働く女性が増えているとはいえ、私の周りでは結婚や出産、子育てなどで仕事を辞めた人は少なくありません。これからも、赤ちゃんと自分の体を考え、妊娠期に仕事を辞めざるを得ない女性は少なくないでしょう。

出産や育児でいったん離職した女性が、再就職できる社会、もっと復帰しやすい社会を作っていきたいと考えています。

そういう社会になれば、今は子育てに専念すると決められたり、たとえ待機児童で保育園に入れなかったり親の介護などで仕事を離れたとしても、

将来への不安は和らぐのではないでしょうか。

具体的には、地元雇用を推進を目的として、都心の企業のサテライトオフィスの誘致を積極的に行政が行うことや、

一日数時間・週3回など少し働きたいという選択できるような支援を展開すること。(世田谷区や東村山市、西東京市など、他の自治体ではすでに取り組みが始まっています)

自治体として、今後取り組むべき課題だと思います。

また、地元雇用は、地域の目につながるという利点もあると思います。地域の目が増えれば、子どもたちの安全などに自然とつながり、親としても安心です。


お母さんたちのくらしやすさを実現できるまちをであることは、住み続けたくなる大きな魅力となっていくと思います。




子育て女性の声を 市政へ

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