一般質問、無事終わりました😊
今回は、話すスピードを意識しました。
(が、緊張している状態でゆったり話すのは、難しいですね…。)
録画をご覧になったというご連絡もいただきました。次回定例会までアップされるとのことですので、もしご興味ありましたら、よろしければ原稿とあわせてご覧ください。
https://mitaka-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=gikai_result&gikai_id=9
(1)認可保育所の入所申込手続きについて
Q1 令和3年度の保育園の一斉入所手続きは、新型コロナウイルス感染症対策として、対面ではなく、基本、郵送による申請の受付を予定していますが、申請する保護者の方の利便性にもつながる取組みとして、今後も続けていくことを検討していただきたいと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
Q2 最初から育児休業を延長したいという意思で、市の発行する保育園への入所が認められなかった書類、いわゆる不承諾通知書を得るために申請している保護者もいると考えます。過去にほかの議員の一般質問でも育児休業延長を目的とした保育園の申請に関する一定のご答弁があったと確認していますが、市の現状に対する考えを改めてお伺いいたします。
Q3 また、そのような、育児休業を延長したいという保護者の意思を個別に把握できるよう、申込用紙に確認欄を設けることや、その際は利用調整に反映できるような条件を新たに加える対応をすべきと考えます。市のご所見をお伺いいたします。
(2)小中学校へ提出するインフルエンザの治癒証明である登校許可証明書について
三鷹市立の小中学校では、現在、学校感染症にかかり出席停止となった場合、登校を再開する際には、医療機関を受診し登校許可証明書を学校へ提出することになっています。
東京都教育委員会の「東京都公立学校における学校感染症による出席停止者の状況」30年度によれば、三鷹市立の小中学校の学校感染症による出席停止者の数はそれぞれ、小学校が3,229人、中学校が522人、そのうちインフルエンザによる出席停止者の数はそれぞれ、小学校は2,188人(約67.7%)、中学校は468人(約89.6%)です。年度によって違いはあるものの、例年、学校感染症の出席停止者数のうちインフルエンザによるものの占める割合が高い傾向にあります。
インフルエンザの治癒証明については、過去にほかの議員の一般質問でも取り上げられており、その際、前の教育長になりますが、登校許可証明書の意味合いや経緯に触れながらも、それにかわる客観的な確認方法も可能ではないかと捉え、三鷹市医師会の意見なども聞きながら早急に見直しの検討をしたいというようなご答弁があったことを確認しているところです。
Q4 インフルエンザの登校許可証明書について、今年度は、例年のように一律に医療機関を再受診し、医師による記入を必須とするのではなく、学校保健安全法施行規則の出席停止期間の基準である「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで」以降、子どもの健康状態を確認し保護者による記入も可とするなど、新型コロナウィルス感染症対策としても、柔軟な対応の実施も検討する必要があるのではないかと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
以上で壇上での質問を終わります、ご答弁よろしくお願いいたします。
~市長・教育長・所管部長の説明~
Q1→ 令和3年4月の保育園一斉入所受付は、新型コロナ対策として従来の会場での受付方式から郵送方式に切り替えた。保護者にとっては会場に足を運ぶことがなくなるメリットがある一方、対面でのレクチャーがないため提出書類に仮に不備があった場合などの、その後のやり取りに時間がかかるといったデメリットも想定される。ただ、保護者の方の利便性を考え、今後も、今年度の実績を検証し、より利便性の向上という視点で検討したい。
Q2、Q3→ 保育園の入所申請では、あえて倍率の高い保育園を選択して申請するケースもあり、育児休業を延長する目的で入所申請しているものもあると推測。このような申請は待機児童の実態把握を難しくしている要因でもあるため、来年度の入所申請では、入所申し込み書に育児休業を延長するための申込であるかどうかのチェック欄を設け、チェックした方については基準点を下げることで、真に入園を希望する方との公平性を確保するような仕組みを検討している。
Q4→ 学校保健安全法第19条(出席停止)に基づき、感染症の集団感染を防ぐための措置として、児童生徒が学校感染症により出席停止となった後、登校を開始する際には、医療機関からの登校許可証明書を学校へ提出するようお願いしている。この件については、過去に学校医とも相談をし、医師の診断等による客観的な根拠が必要であると教育委員会として判断した経緯がある一方、インフルエンザについては、登校基準として国が具体的な日数等を示しているので、その在り方につき検討を進めてきた。具体的には、感染症防止対策として、医療機関が作成する登校許可証の代わりとなる届け出として、保護者の申立てによる対応等を行うということを検討してきたが、現在のコロナ禍にあっては、より医学的知見に基づく客観的な証明による慎重な判断が必要ではないかという考え方もある。このような状況にあることを踏まえ、登校許可証明書の提出について、学校における感染症の拡大を防止するという本来の趣旨に立ち返り、学校医のご意見や校長会の意向等を確認しながら、(成田の)提案の方向で検討を進めていく。なお、新型コロナに関しては、保健所と連携し状況を把握しているので登校再開時期は保健所の判断のもと対応していく。
(成田 発言)
Q1について →例年は、お子さんを連れて申請に来る保護者も多かったし、日によっては待ち時間も長かった。保護者の負担軽減になる。郵送という選択肢を含めて、来庁しないで済む手続きを今後も検討していただきたい。
今回の郵送の取り組みは、担当される職員の方や部署全体として、業務負荷はどのようになると考えているか。
(市側の説明)
従来の会場方式は、受付や申請用紙チェックの体制のためかなりの人数が必要で、それを準備する必要があった。そのような部分は郵送受付により軽減が図られると思うが、郵送された書類の確認や入力作業で人が必要になる。実績をしっかり把握したい。
(成田 発言)
Q3について →申請用紙に欄を設けることは、育休を延長したいという保護者の意思を選考に反映できることや、本当に保育園に入る必要のある方が入所できるということにつながると期待している。
今年に関してはまだ待機児童もいる、また0,1歳は空きがほぼない状態だが、今後、育休目的で欄にチェックを付ける形で選考で考慮したとしても保育園に入れる場合も出てくるかと考えるが、どのように考えているか。
(市側の説明)
今後、児童数の減少で空きが出てきた場合に、チェックをしたとしても内定が出るケースは当然想定される。ただ、基準点を下げることによって、真に保育を必要とする方の公平性はしっかり担保される。
(成田 発言)
この質問をしたのは、コロナ禍で職場復帰の時期に迷う保護者の方のお話を聞いたということがある。今の状況では、もう少し感染状況が落ち着いてから職場復帰をしたいという保護者の方も、例年に比べて多いと推測する。とすれば、育休延長のための申請も増えるだろうと考えた。
今後の保育所の入所手続きに関しては、市役所には、利用調整の役割と、手続きの簡素化がより求められると考える。保護者の負担を減らすという観点も加えながら引き続き研究していただくようお願いする。
Q4について→ 登校許可証明書の取り組みについて、前向きなご答弁をいただいた。一律に医療機関で証明書を取ってきてというのではなく、しっかり出席停止期間を守って体調管理したうえで、保護者による署名でも可とするような検討は、市役所全体として感染リスクを減らすという非接触の取り組みも進めている市の方針とも合うものだと私も考えている。
今回の質問は、新型コロナとインフルが同時に流行るとしたら…ということを想定し、学校感染症の出席停止者の多くを占めるインフルエンザについて登校許可書の柔軟な対応を提案したが、来年度以降についてはどのように考えているか。
(教育委員会の説明)
来年度以降も同じ扱いの予定。
(成田 発言)
相模原市のように、インフルエンザが登校許可証明書の発行の対象になっていない自治体もある。また、家庭での負担(下の子が小さいので一緒に小児科につれていかなければならない、出勤前に朝、お医者さんでこの書類を書いてもらって子どもを学校へ送らなければならない…など)の軽減にもつながる。
この質問をするきっかけは、保護者の方との雑談で、熱が出てお医者さんに行くときにかなり戸惑ったという話になったこと。
小学生の親当事者として感じることの一つでもあるが、保護者の方の多くはこの件に限らず、負担みたいなものをわざわざ伝えないこととか、大ごとにしてほしくないというような、そういう思いを持つ保護者の方はわりと多いということです。ですので、学校や教育委員会、市に、問い合わせがないから、そのままでよいということではないということをお伝えさせていただきます。
また、子育て家庭の負担を減らすことも、子育て支援であると考えます。今のような状況だからこそ、サービスや制度の拡充だけでなく、子どもや保護者の負担を減らすという視点を持って、運用部分の変更といったソフト面を充実させるということに意味があると考えます。
(市側のご説明、再質問を追記しました 2020.9.23)
定例会の流れのはなし
日程は、市長提出議案の上程まで進んでいます。
https://www.gikai.city.mitaka.tokyo.jp/activity/schedule/2020/custom_2020c.html
(三鷹市議会HPより)
7日の議会運営委員会(通称ぎうん)で議案の即決か、委員会に付託か、等が話し合われます。(即決の議案は、8日に議場で賛否に移ります。付託の場合は、その議案を所管する委員会で質疑が行われた後に30日に議場で賛否、という流れになります。)
前年度の決算認定の議案は、もちろん、付託で、そのために立ち上げる決算特別委員会で審査するという流れになります。(正式に決まるのは形式上、7日のぎうんで、となります)
8日は、決算特別委員会に付託する前に、決算議案に関する各会派の代表質疑を予定しています。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
何を?どのように?など、毎回考えながら、試行錯誤していますが、
ブログたまに見てますとお声がけいただいたり、メッセージもいただくこともあり、ありがたく思っております。
(メッセージいただく際には、「先生」ではなく、成田さん、などとお呼びいただければ幸いです。)
今後も、マイペースになりますが、更新していきますので、よろしければご覧ください😊
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