6月定例会まで2週間ですが、
その前に、常任委員会が開かれ、行政報告がありました。
今回の行政報告は、新型コロナウィルス感染症に関する対応に関する報告がどの委員会にも入っています。
先日、ブログでもご紹介した緊急対応方針(第1弾)に対する取り組み状況と同様の内容もあります。
18日の厚生委員会の資料と質疑をご紹介します。
マスクに関すること。
(質疑に対する市側の説明より)
数種類のマスク(1枚100円など単価ばらつきあり)を数回に分けて購入。
15万枚を各所に配布して、現在6万枚の在庫。
現在は需要の落ち着きもでた。また、国や都からも配布ある。
備蓄していた15万枚は10年以上前の新型インフルエンザの際に購入したもの。今後も、一定の備蓄が必要と考え、年度でのマスクの購入等の検討も考える。
保育園に関すること。
(質疑に対する市側の説明より)
認可保育園の平均登園率は14.6%。(4/13~5/1の月~金)
一番高い園は26%強、一番低い園は2%弱 と差があるが、地域差というより、保護者の就労業種や形態(テレワーク可能か)などの影響が大きいのでは?と分析している。
(※休園として職種を絞って受け入れるというような対応にしている自治体もある中、三鷹市は、登園自粛(家庭保育できる方はお願いします…)として、真に必要な場合にのみ事前申し込みにて利用可能という対応としています。)
ちなみに、GWあけの登園率はUPしている。
認証保育園や地域型保育施設の状況・・・認証保育園では休園している園もあるときいているが調査中、地域型保育施設は10%代
登園自粛期間中の保育園と家庭との連絡体制・・・公立園:メール配信システム利用、私立園でも導入しているところある そのほかは、主に郵送。
現在の登園自粛の対応(①利用の事前申し込みと、②家庭保育の場合、保育料(日割り計算)を減免)はいつまで継続する?・・・現在緊急事態宣言の期間の5/31を目安に自粛解除、ただ、家庭保育の場合の保育料の減免措置は、6月末まで行う予定。(自粛の対応については学童も同様の継続方針。)
育休復帰時期の期限設定について ・・・「令和2年度入所者復職期限等及び在園児求職期間の変更」について、3月以降で4度変更していて(https://www.city.mitaka.lg.jp/c_service/086/086440.html)最新では、例えば、育児休業取得者の復職期限について、令和2年4月以降の入所者は、8月1日までに復職と延長しているが、この期限の設定についての考えは? ➡保護者の強い要望あったことが理由として挙げられる。
ベビーシッター利用支援事業の利用対象(※)の拡大を考えているか(不安な保護者、3密を避けるための選択肢としても有効では?)
(※待機児童の保護者または育児休業を1年間取得した後復職する保護者が、保育所等の代わりとしてベビーシッター事業者を利用する場合となっています。)
・・・案内がでていました https://www.city.mitaka.lg.jp/c_news/086/086596.html
(三鷹市HPのリンクを追記しました 5/20)
慣らし保育の対応は?(4月2週目に現在の自粛の対応の通知となったため、1週目に慣らし保育を行った家庭もいらっしゃるため)・・・2度目の慣らし保育期間を設けるか等、保護者の要望聞きながら実施予定。
学童保育所に関すること。
(質疑に対する市側の説明より)
学童保育所に導入する入退室管理システムについて・・・子どもたちの登園時間が異なる。また、学校と学童の行き来もあるので、働く方への負担軽減のため。入退館の時間が記録される。保護者へもアプリからお知らせされるので保護者も安心。
学童の事業者への市の支援について・・・指定管理料の増額➡協議して必要な対応を検討する。他に、システム導入など働きやすい環境づくり、育成料の減免措置など。(育成料相当分を市が補填)
学童の出席日数のカウント(※)の取扱い・・・6月まではカウントしない
(※ 学童は毎年入所選考があり、翌年度に出席日数等が入所審査に考慮されます。現在、登所を自粛しても来年の入所選考に影響が出ないような取扱いになっています。)
その他
乳児家庭全戸訪問事業に関すること
Q 民生児童委員さんの訪問➡郵送に切り替え このことにより考えられるマイナス(産後のご家庭の様子、反応が見えない…)をどう補っていくか?
・・・民生委員さんの安全も考慮しなければならない。保健センターの健診の機会などもとらえて、行政とつながるようにする。また、リボンの窓口情報の提供、必要な情報の提供をしっかり行う。
動画配信について
Q すくすくひろばの動画は1カ月ほどで、再生回数が1000回を超えているが、施設再開後も動画公開や新たな動画の作成を続けていくのか?
・・・施設が開いた場合、並行して行うのが困難と考える。
Q オンラインでの双方向型・参加型の事業は検討しているか?
・・・オンラインでの相談支援は検討
Q 緊急事態宣言中の虐待の通報は増えているのか?
・・・件数は増えていない。(それについては懸念もある…。)通報が複数回ある方は、これまで通り定期的に連絡を入れるなど、確認している。また、自粛中だが、保育園でもきめ細やかな対応をしている。
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